KATSU Profile

KATSUとは・・・

本名 古谷勝彦。1963年生まれ。東京都江戸川区在住。アトリエも江戸川区。高校卒業後、父と同じくしてタイル職人となり、 以後20年間タイル職人として働く。 通称「1センチ」と呼ぶ小さなタイルを独自に駆使して作り出した作品が認められるようになり、作家としての独立を決意。38歳でタイル職人を辞し、創作活動開始、タイルアートの造形作家としての道を歩み始める。 現在、アトリエでの、モザイクタイル教室やイベントなどの出張ワークショップなど教室の講師をつとめるかたわら、オブジェの制作だけでなく、職人としてのキャリアを生かし、玄関や浴室など建築物への施工作品なども手がけ、タイルアートを世に広めるため奮闘中。


~受賞歴~
◦2001 東京都主催 勤労者美術展入選
◦     20世紀世界芸術賞
◦     テレビ東京「テレビチャンピオン」第2回タイル職人選手権優勝
◦2002 新世紀宮廷芸術祭ウィーン2002「墺日文化芸術史偉業賞」
◦     第12回日本ホビー賞「ホビー大賞ファンタジー賞」
◦2003 シャンパーニュ誕生350周年記念祭「シャンパーニュ芸術大使」
◦     ボジョレー・ヌーボー・アート展「テール・ド・レ黄金の収穫」
◦     プラハ宮廷芸術祭「プラハ国際美2003美術館 東洋美の奇跡」
◦     第2回トルコ日本現代美術世界展「トルコ日本芸術世界勲章」
◦     La Maraviglia展2003 「枹擁賞」
◦     ヴェネツィア歴代総督ロレダン家提供イタリア宮廷ワイン「美の黄金郷」展
◦     「ロレダン家重要文化財指定アーチスト認定」
◦2004 ボジョレー・ヌーボー・アート展「日仏芸術生活親善大使」
◦2005 「日仏久遠の栄光祭」~至高なる日本芸術~「日仏久遠の栄光賞」
◦     藝術百家 「名匠の歴程」「百家藝術褒章」
◦     蒙日芸術創世記「蒙日芸術功労者賞」
◦2006 EEA21公式美術画集 「Love the earth」
◦     第26回浦安市美術展工芸彫塑の部「教育委員会賞」
◦2007 第27回浦安市美術展工芸彫塑の部「奨励賞」
◦2008 日印芸術幻想伝「日印芸術聖哲大賞」
◦2011  『ショパン生誕200周年記念・芸術シャンパン
◦      ~和と洋の芸術が奏でる世界平和の暁鐘~』
◦        和のノクターン芸術平和賞
◦     蒙日芸術神話樹立祭「和の宝珠芸術教育振興賞」
◦     アール・ヌーボー革命の美グランプリアーチスト認定
◦2013 ゴッホ生誕160周年記念シャンパン芸術祭「情熱の光彩芸術金賞」
※2014以降はエントリーをしておりません。

 

 

KATSUの作品作りとは・・・

芸術家・作家であれば、本来は、自分の思うように感じるままに作品を作り、ストックし、それを画廊に飾り、気に入ってくださった方が購入する・・・といった流れになるのでしょうが、私にはストック作品がほぼありません。作品の基本が、すべて注文制作だからです。

受注制作、オーダーメイド。つまりお客様のご希望要望に沿いながら作品作りをしています。
ですので作品作りで一番重要なのが、最初にご依頼いただく時の「ご相談」です。 私にご依頼くださるお客様は「モザイクタイルのことよく知らないし」とか『オーダーメイド』といったご注文の経験のない方がほとんどです。だからこそ、このご相談の時にじっくり時間を取っていただくことをお願いしています。

どこに飾る、あるいは施工する作品なのか?予算は?モチーフは?イメージは?・・・といった基本的なことだけでなく、どなたが依頼した、あるいは誰の為の作品なのか?好きな色は?好きなデザインは?好きなインテリアは?好きなアーティストは?逆に嫌いな色柄は?・・・など、ざっくばらんにお話しできると、より制作イメージが広がります。
時には家族構成だったり思い出話などエピソードなども伺えると、こちらもデザインを考えるうえでとても参考になりますし、思い入れの強い作品に出来ます。このご相談時には、色んなお話をじゃんじゃんしていただけると助かります。
ご要望などもすべて遠慮せず、この時におっしゃってください。 (後から追加でご要望をお申しつけ戴いてもお応えしかねる場合もありますので、出来る限りこの初めのご相談時にお願いします)

お客様とのこのコミュニケーションの時間は、どんなデザインにしていこうか・・どんなタイルを使おうか、なにか新しい技法を試せないか・・・創作意欲が掻き立てられる楽しい時間でもあります。
もちろん予算もありますし、モザイクとして出来る範囲ではありますが、出来る限りご要望に沿った作品になるよう努力したいと思っております。 伺ったお話全てを総動員してデザインしていきます。

そしてデザインが決まった後は、タイルを一粒一粒カットし作品を仕上げていきます。 どんな作品も全身全霊を込めて作っております。また全く同じ作品を何度も作ることもありません。

本当のオンリーワンの作品をお手元に置いていただければ・・・幸いです。